店は人で決まる

「25年の基礎(旧:初心者の教科書)

長年この仕事に携わっていると、やっぱりお店って人で決まるなと感じます。

キャバクラやラウンジ、ガールズバーなど、夜職はほとんどが一人では成り立ちません。

特にキャバクラは、それぞれの役割があってこそ成り立つ世界です。

誰か一人でも欠ければ、バランスが崩れる。

そんな仕事だと思います。

キャストは個人事業主です。

自分の顧客を持ち、お店の中でテーブルという空間を借りて営業しています。

そして、その空間を守り、円滑に時間管理をしているのが黒服やボーイたちです。

華やかな世界の裏側には

お酒、女、大金。

欲望がひしめき合い、

見栄や嫉妬が渦巻き、

承認欲求が蔓延する世界でもあります。

人間関係も複雑で、正直、変わった人も多い世界です。

一ヶ月もしないうちに人がいなくなることもある。

一生懸命教えても、辞めていく方が早い。

そんな現実もあります。

人に傷つき、人に救われる。

この仕事は、その繰り返しでもあります。

毎日酔っ払いの相手をしながら、

それぞれのプライベートとのバランスを保つ。

決して楽な仕事ではありません。

むしろ、かなりハードな世界だと思います。

「今の自分を知りたければ周りの人間を見てみろ」

そんな言葉をSNSで見かけたことがあります。

スピリチュアル的な話に聞こえるかもしれませんが、

店の中の雰囲気や波長のようなものは、確かにあります。

売れているキャスト。

ヘルプで盛り上げてくれるキャスト。

やる気がイマイチでも一生懸命出勤してくれるキャスト。

嫌なお客さんでも頑張って相手をしてくれるキャスト。

そして、それぞれのキャストやお客さんをまとめて、

上手に回している店長やマネージャーたち。

良いキャスト

良いスタッフ

良いお客さん

人に恵まれる環境というのは、簡単ではありません。

でも、それぞれが華を持ち、

それぞれが違うスタイルでありながら、

みんなの気持ちが揃っているお店は、やっぱり強いです。

長年この仕事をしてきて、

何度もそういうお店を見てきました。

そして、そんなお店ではよく言われる言葉があります。

「あなたに会えて良かったです」

その言葉を聞いて、

涙を流した日を、今でも思い出します。

やっぱりこの仕事は、人なんだと思います。

店は人で決まる。

長年この仕事に携わってきて、

改めてそう感じています。

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