「水商売初心者の教科書」なんて言葉に惹かれてここに来たヤツには、まず謝っておく。
期待していた「誰にでも優しいマニュアル」なんてものは、ここにはない。
25年。俺が夜の現場で、文字通り修羅場を潜り抜けながら守り抜いてきたのは、たった一つの真理だ。
「オマエの目は、俺だ。」
オーナー、あんたに聞きたい。あんたの店のボーイは、あんたと同じ景色を見ているか?
若手、お前に聞きたい。お前の視線は、キャストの光や客の呼吸を捉えているか?
それとも、ただオーナーの「顔色」という名の**忖度(そんたく)**を伺っているだけか?
異常な「忖度主義」が店を殺す
今の夜の世界は、異常なまでの忖度主義に汚染されている。
上が右と言えば、現場が地獄でも「右です」と嘘の報告をする。
客に誘われるがままに席に座り、酒を飲み、自分が何のためにそこに立っているのかすら忘れた黒服が溢れている。
断言する。そんな奴らの「目」は死んでいる。
黒服の目が死ねば、キャストの光は消え、店はただの「箱」に成り下がる。
「客に奢ってもらう酒は美味いか?」
その一杯と引き換えに、お前は現場を守るための「信頼」を飲み干したんだ。
そんな奴に、ホールの淀みやキャストのSOSが見えるわけがない。
黒服の本質は「独裁」ではなく「フル稼働」にある
俺が言う「繋ぐ」とは、仲良しこよしをすることじゃない。
オーナー、ボーイ、そして黒服が、一つの「意志」で繋がることだ。
「俺の目はオーナーの意志そのものだ。だから俺がダメだと言ったことは、オーナーがダメだと言っているのと同じだ。」
現場の人間全員がそう理解し、同じ緊張感でホールを見つめる。
一見、独裁者のように見えるかもしれない。
だが、その状態こそが、役割が**「フル稼働」**している瞬間なんだ。
ボーイから次々に報告が入り、キャストから絶え間なく本音の相談が寄せられる。
迷いがないから、動きに無駄がない。
一人の力じゃ到底辿り着けない、圧倒的な熱量と売上がそこには生まれる。
芯を入れたヤツだけが、正解を知る
夜職とは、一人でできるものじゃない。
だからこそ、誰よりも「基礎」を芯まで叩き込まなきゃならない。
挨拶、身だしなみ、グラス一本の置き方、視線の配り方。
その「基礎」があるからこそ、初めて人は繋がれる。
忖度で塗り固めた関係なんて、トラブル一つで簡単に崩壊する。
俺はこのブログを通じて、忖度主義に終わりを突き付ける。
媚びる技術ではなく、**「圧倒的な付加価値を生むための芯」**を伝えていく。
甘えはいらない。
本気で自分の価値を上げたいヤツ、自分の店を戦える組織に変えたいヤツだけ、俺の視界を盗みに来い。
ホール見てろよ。
オマエの目は、俺だ。
「この話の続き、そして現場のさらなる深淵については、近いうちに『別の場所』で明かそうと思っている。その時まで、自分の目を疑っておくことだ。」
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